2021. 8. 7

真夏の草取り

こんにちは。ミナです!

当園では二番茶の摘み採りを無事に終了し、現在は茶園まわりの草取り・草刈りを行っています。

日中の温度は35℃を超える日が続き、毎日うだるような暑さの中で取っても取っても伸びてくる草たちを前に、畑メンバーは既にべらりしています。(べらりは矢部弁でぐったり、物凄いことになっていますという意味です。笑)

こんな暑い中で草取る必要あるー?!と叫びたくもなるのですが、来年のお茶たちの為に、いま頑張らなくてはいけません。

草たちの生命力は凄まじく、数日行かない間に新しい草が伸びてきてしまいます。
そして厄介な事に、草たちを放っておくとやがて花が咲き種を落とし、茶園の中でその草の量は数倍に膨れ上がってしまうのです。
大きくなった草に覆われると、茶の木がうまく光合成出来ず生育にばらつきが出たり、病気になり易くなってしまう事もある為、草取りや草刈りを適切に行い管理する事が重要なのだそうです。


暑い中ですが、苦しいことばかりではありません。

私たちの楽しみは、虫の観察や鳥の声に聴き耳を立てることです。
畑の中で作業していると、普段は気付かなかった小さな生き物たちに気づきます。

茶の木のすき間から、かえる

鳥の巣もありました。恐らくウグイスの巣です。

この数か月で鳥の鳴き声にも敏感になりました。
ホ~ホエ~オ~ホエ~~、とオカリナのような声が聞こえてきたらそれはアオバトです。
まだ姿は一度も見た事がありませんが、いつか姿を現してくれる日を楽しみにしています。


暑さと草との戦いに負けぬよう、そして虫の観察も楽しみつつ頑張りたいと思います。

皆さま、熱中症に気を付けてお過ごしください。
それでは、また。




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