2021. 8. 7

畑から落ちた日

こんにちは、わたりです。

少し前の出来事ですが、畑から約3、4メートル、落下しました。
上の畑から、下の畑へ。

それは、二番茶を摘まない畑で起きました。

その畑では茶の木をリセットするために、深刈りと呼ばれる剪定を行っていました。
※深刈り…浅刈りより深く刈り、上葉は全て刈り落としてしまいます。新しい芽が出てくるまでに1ヶ月以上かかるそうです。

二人用可搬機は文字通り二人で剪定を行う機械なのですが、
機械の構造上、一人は後ろ向きで進み、剪定をしていきます。

そのバック行進の担当をしていたのが、そう、私でございます。
落下した畑は簡単に言うと、二段になっていて上段下段に分かれています。
上の畑から、下の畑がおおよそ3〜4メートル。

上の畑で作業していたのに、気がついたら下の畑にいたわけです。

作業には集中していた、と思います。
逆にいうと、剪定のほうに集中しすぎていた、というべきでしょうか。

上の畑で剪定し始めて、3、4列目だったでしょうか。
まあともかく次の列に進まなくてはいけない、そう思い自分が次の列のほうに歩みを始めたときでした。
「ストン」
ですかね。
「ガシャン」
ではないはずです。
ほぼ物音を立てずに下の畑へと落下しました。

叫び声も出す暇もなく、気づいたら上で剪定機の相方が叫んでおり、自分は下の畑の土のところに尻もちをついて着地していました。
私は無意識に立ち上がって、大丈夫と声をかけ、頭等を打ってないことを確認し、上の畑へと戻りました。
上の畑へ戻るときの通り道で、草刈り機を扱っていて私が落下したことに気づいていなかったスタッフのかたが、この人下の畑にいたっけみたいな顔で見ていましたが、何食わぬ顔でそのまま剪定作業に戻りました。

良かった点としては、たまたま木とか障害物がなかったところを通り落下したこと、落下したところが割とふかふかした土だったこと、そして落ちるときに剪定機と一緒に落下しなかったこと。
反省点としては、そこにはまだ道があるという過信をしないことです。

そんな初夏の思い出でした。

畑作業には十分ご注意ください。

それでは、また。
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