2023. 11. 5

ポルトガルお茶視察レポート

2023年10月
茶寮スタッフ2人でポルトガルでのお茶事情の視察に行ってきました!
現地のお茶屋さんや生産家を訪れたレポートです。
※レポート作成途中ですが投稿しています。追記して行きます。

●きっかけ
お茶摘み時期に季節労働に来てくれた夫婦にいただいた
一冊の英雑誌との出会いがきっかけでした。
eighty degreesはポルトガルで出版されているお茶の英雑誌で、海外のお茶の愛好家の方々ではよく知られているようでした。
私たちは全く知らなかったのですが、日本のお茶事情についても取材されており、ポルトガルでこんなに楽しい雑誌が創刊されているのかと驚きました。


ある日、ドイツでお茶に関するインスタレーションなども行うアーティストのペーターさんが茶寮に久しぶりに訪問してくれ、この英雑誌を一緒に見ていたところ
そこに掲載されていたポルトガルの茶農家さんを紹介していただき、茶畑に訪問することになりました。


●ポルトガルのお茶の生産
リスボンより1500km離れた大西洋に浮かぶ島、アソーレスのサンミゲル島はヨーロッパ最古の茶産地だそうです。ポルトガル唯一のお茶生産地だと聞いていましたが、近年はヨーロッパ各地で茶の生産が始められたという話も聞くようになりました。
その一つが英雑誌で見つけた茶農園cha cameliaです。ポルトガルの北部、ポルトという町にあります。


https://chacamelia.com/en/project/about-us/
元々はワイン用の葡萄農園だったところを5年ほど前から茶農園に作り替えたそう。お茶の愛好家であった園主のニーナさんは、葡萄農園の周りにツバキ科の植物が多いことから、お茶の栽培の可能性を感じ、茶園を作るプロジェクトを始めたそうです。
温暖で日本より雨が少ないポルトガルは日本の気候とは違いますが、ここには茶の木や葡萄やキウイが実り、八女で育つ農産物とかぶっているものも多いのでなんだか親近感が湧きました。




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