2015. 4. 29

新茶の摘み採り前に

雪ふる山の新茶の摘み採りの日が近付いてきました。
今年の初摘みは5月1日の予定です。

・・・とその前に
本日は茶の樹の上に落ちてきた杉の葉拾いと被覆資材を拡げました。
写真-2015-04-29-13-40-21-(1 杉山に囲まれた山の茶畑
ここ「滝の上の茶畑」は、周りの杉山が寒さから茶の樹を守ってくれているので、山の上の割には芽吹きも早めです。
しかし下の画像のように茶の樹の上にも杉の葉が落ちてきます。
摘み採りの前に、この杉の葉を全て拾う仕事は山の茶畑ならではですね。
拾い残さないようにじっくりと時間をかけて茶園を回ります。

写真-2015-04-29-13-41-13 杉の葉を拾い終えたら、次に遮光のために被覆資材で茶の樹を覆います。
これで杉の葉が落ちてきてももう大丈夫。摘み採りの時に杉の葉がお茶に混入することもありません。
そして遮光することの何より大きな効果は、お茶の葉の色が深く濃い緑色に変わります。味もまろやかになります。
5日前後このままにしておいて、摘み取りの前日直前に剥がして新茶を摘み採ります。

写真-2015-04-29-15-18-04 被覆の美味しさアップ効果は、雲た日より晴れた日の方が効果が大きくなります。遮光資材なのに不思議です。
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