2023. 7. 29

2023年のお茶

2023年のお茶摘みがようやく終わり、なんとか中刈りまで終わりました。

今年のお茶摘みは例年より数日早めに始まり、7月中旬に最後の紅茶加工を終えました。
2番茶時期は雨が続き、病害虫被害も多く収量が激減してしまったり、、、
どうなることかと悩まされましたが、なんとか無事にここまでくることができてほっとしております。

今年は季節のアルバイトさんに多く来て頂いたこともあり、例年よりもたくさんの紅茶が出来ました!
烏龍茶は少量ですが、完成しました!


摘んできた茶葉を広げて日に当てて
室内に戻して萎凋
タイミングを見て揉捻
発酵→殺青
そして乾燥

※烏龍茶は生葉を萎凋させた状態で殺青します。

煎茶も紅茶もそれぞれにいい香りがしますが、やはり烏龍茶加工は特別な香りが漂います。

花束を抱えてもって来たような香り、南国を思わせるトロピカルでフルーティな香り、ミルキーな甘い香りなどなど、、、
同じ茶葉からこんなにも異なる香りが出るのか!と驚くばかりでした。

まだまだ、研究段階の当園の烏龍茶ですが、奥が深く本当におもしろいものです。
今年はある程度のデータが揃ったので、これを秋摘みや来年の加工に生かしたいと考えています。


畑作業の方は、梅雨の間にぐんぐん育った草取り作業に追われています。
花が咲き種が落ちる前に取り切るのが理想ですが、それは難しそうなので今できる畑から一つずつ終わらせていきます!


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