2017. 10. 20
10月の雨続きって本当に困る
雨ばかりの毎日、10月に入って晴れの日はほんの数日しかない。茶農家にとっての秋は、来年の新茶に大きく左右する大事な作業が続く季節。茶園の中の草取り、茶園の周りの草刈りは春から秋までずっと繰り返しているのにまだまだ終わらない草取りに見切りをつけて全ての茶畑に肥料を振りが終わらせ、茶の木の剪定をできれば10月中旬までに終わらせる・・・はずが今年は随分作業が遅れてしまった。10月は新茶を摘み取る5月と甲乙付けがたい忙しい月なのに、この雨続きには本当に困った。
一昨日まで続いた雨、二日曇りで明日はまた雨が降りだす予報。10月に入ってからずっとこんな調子。
夫は同じ畑で肥料を散布中。私は茶の木の裾を刈る。明日雨が降り出す前までにどうしても終わらせたくて、ただただ前に進んだ。
機械は男性が使う事を基準にして作られているためなのか、私の身長が低いからなのか、終始グラつく機械を真っ直ぐに立てるように腕にも力が入りっぱなしでほぼ一日を歩き続ける
ヘトヘトになって10分ほど休憩、気がつけばカッパの裾がボロボロになってる。
また買わなきゃなあ・・・
ヘトヘトになりながら、やっぱりお茶の仕事に関われて本当に良かったなあと思う。頭の中はまだこの木の中に眠っている来年の新茶の香りと味でいっぱいになった。