2017. 1. 29

お茶で闘う?! 2/10闘茶イベントの開催



鎌倉時代から伝わるお茶当て遊び「闘茶」

闘茶とは5須類のお茶を飲み分け、香りや形状、
味などからどの茶葉か当てる遊びです。
茶葉には(花・鳥・風・月・客)の名前と札が割り当てられ、
参加者は闘茶札を投札することによって回答します。
ランダムに出されるお茶を飲み比べと投札が5セット行われ、正解数の多い人が勝ちとなります。

闘茶は実は茶道と同じくらい古くからあるものです。
鎌倉時代初期の京都にて皇族や僧侶の間で始まり、
室町時代以降に武士や一般庶民にまで広まりました。
いつしか闘茶は賭博の対象となり、
禁止令が出されたことで次第に衰退していきました。
その後、茶の違いを理解するための修練として見直され、
現在はお茶業者の間の勉強の一環として行われています。






八女の大名茶会 闘茶会の開催

九州大学ソーシャルアートラボの企画する
『八女の大名茶会』のイベントの中の「松楠居の茶三昧」におきまして
園主原島政司がゲストとして【闘茶会】のお手伝いをさせていただく事になりました。
楽しくお茶を知れる機会になればと思っております。
賞品なども用意されるようですので是非お気軽にご参加ください。


日時:2月10日19:00~21:00
場所:松楠居 (旧 松村家住宅) 福岡市中央区大名2丁目 
参加方法:有料チケットが必要です。以下のリンクからチケットをお求めください。
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1658504&rlsCd=001&lotRlsCd= チケット発売所:スリーオクロック(郵送販売) [TEL] 092-732-1688
     チケットぴあ [TEL] 0570-02-9999 〔Pコード:634-664〕
イベント詳細:九州大学ソーシャルアートラボ「八女の大名茶会」WEBページをご覧ください。
http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/fukuokayameremix/yame_daimyo.html





ART PROJECT FUKUOKA×YAME REMIX

九州大学ソーシャルアートラボが平成28年度に実施している、
福岡市と八女市をつなぐアートプロジェクト「FUKUOKA×YAME REMIX」
2月4日(土)~12日(日)の9日間、
福岡市中央区大名地区を拠点とする3会場で様々なイベントが計画されています。 



武家屋敷と職人の仕事場の痕跡を残す「大名」の町並み。
格子状になった町の随所に「八女」の自然と風土に育まれた茶を配する試み。
それが「八女の大名茶会」です。
大名の一角にある「松楠居」という昭和初期の木造民家を舞台に
いくつもの茶の出来事が展開します。
その出来事を縫うように、網の目になった大名の通りに出現する
小さな「茶事」が人と場をつないでいきます。
さまざまに仕掛けられた茶が織りなす網目。
そのなかで自在に結びつく「茶の交差点」をたどってみる。
ゆったりと八女の茶に興じる大名茶会。


Event
◇ 松楠居の茶三昧
ダイレクション:藤枝守
期間:2 月10 日(金)~ 12 日(日)
会場:松楠居  地図
松楠居を舞台に繰り広げられる茶の三日間。
トーク・シリーズ「茶をかたる」やゲーム感覚の「闘茶会」をはじめ、筑前琵琶によるライブ「茶を弾じる」、そして、八女の茶の電位変化に基づく藤枝守の新作「茶の植物文様」がクラヴィコードによって演奏されます。
さらに、十六夜( いざよい) にあたる最終日では、月を愛でながらの箏歌「月読の植物文様」に続き、八女の櫨蝋燭(はぜろうそく)のなかで耽美な「十六夜の夜想茶会」が展開します。茶がいざなう「三昧」の世界に、どうぞ、お越しください。
インスタレーション「松楠居を結ぶ」:武内貴子 ( 現代美術家)
空間展示協力:平野蘭 ( Artphoto)
進行:藤枝守
 
2月10日(金) プロローグ:茶につどう夕べ
 ● 19:00 トーク+ワークショップ「闘茶会」
     ゲスト:小森耕太(NPO法人山村塾)+原島政司(お茶の千代乃園)
 
2月11日(土) part I:茶をかたる一日
 ● 13:30  茶をかたる (1) 「茶の発酵」
           茶と遊ぶ「茶の八変化を楽しむ」
        上原美奈子(「夢見る茶畑」代表) ゲスト:原島政司
 ● 16:00  茶をかたる (2)「結納茶と水引」
        長澤宏美(博多水引デザイナー)
 ★ 18:30  茶を弾じる「筑前琵琶ライブ」
        寺田蝶美(筑前琵琶)
 
2月12日(日) part II:月読の松楠居茶会
 ● 13:30  茶をかたる (3) 「万(yorozu)の茶」
      徳淵卓(万(yorozu)亭主) ゲスト:山口真也(星野製茶園)
 ★ 16:00  クラヴィコードによる「茶の植物文様」
      砂原悟(クラヴィコード)
 ■ 18:30  「月読の夜想茶会」
       第一部:箏歌ライブ「月読の植物文様」
       中川佳代子(箏歌)
       第二部:パフォーマンス:十六夜(いざよい)の夜想茶会
       徳淵卓(茶人) 濵田理恵(舞)中川佳代子(箏)
      渡辺融(笙) ガムラン倶楽部「ルー」
 
【チケット情報】
松楠居でのイベントは有料です。(和菓子・八女茶付き)【定員 各回30名】
料 金:
・通しチケット
  11日(土) 3,000円、12日(日)5,000円
・個別イベントチケット
  ●1,000円、★2,500円、■3,000円
 
発売所:スリーオクロック(郵送販売) [TEL] 092-732-1688
     チケットぴあ [TEL] 0570-02-9999 〔Pコード:634-664〕


 
◇ 縁側のながれ
(ダイレクション:ジェームズ・ジャック、特別協力:大田こぞう(LOVE FM「月下虫音」)
期間:2月4日(土)~2月12日(日)
         土・日)12:00~18:30 平日)14:00~19:30 月)休み
     *最終日は16時まで
会場:エンジョイスペース大名 地図
「石から砂へ」というメタファーを用いながら、二つの場所の間にある時間と空間を想起し、「ながれ」 について思いを巡らす参加型展示です。福岡と八女という一見異なる二つの場所について、日常を織りなすさまざまなレイヤー (層)に目を向け、両者のつながりを浮かびあがらせます。
 
2月 4日(土)トーク+レセプション
 17:00 生きる土(The Life of Dirt)
      大橋鉄雄(お茶の大幸園|八女・笠原)、James Jack(アーティスト) ほか
 18:30 糅て音〈かておと〉(Sound Mix)
      MASUO(CAS Fukuoka)
 19:00 オープニングレセプション *ドリンク代は実費となります。
 
2月 5日(日)汽水域の渦(Brackish Water Swirl) 制作:「地域づくりとアート」実践プログラム受講生
  14:00    映画「まちや紳士録」上映会
  15:30    トークイベント
                   伊藤有紀(映画監督)、渡邊瑠璃(ART HUB 三樹荘)
 
  *エンジョイスペース大名での展示・イベントは全て無料です。


◇ 庭先の照花
(制作:九州大学ホールマネジメントエンジニア(HME)育成プログラム受講生)
期間:2 月6日(月)~ 11日( 土)
会場:八女本舗 地図
「八女の再発見」をコンセプトに、電照菊など、八女の隠れた魅力をお伝えします。
天神の街中で里山の空気を感じられる展示を行います。


ソーシャルアートラボ【FUKUOKA×YAME REMIX】Facebookページ
https://www.facebook.com/fukuokayameremix/


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